※お知らせ
今回の暇晒帳では東京都葛飾区の広報課が制作したマンガの内容を扱うにあたり葛飾区役所へ著作物使用の許可を得てから、スキャンした画像を当ブログに貼り付けております。無断複写、無断使用ではありませんのでご承知ください。
また、マンガの内容については葛飾区役所の施策経営部 広報課へ連絡をお願いします。
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少し前のお話。春学期が終わる頃、幾つかの授業でレポート提出をすることになった。おおよそレポート作成時、参考にする文献というものがつきもので大学の図書館と地元の図書館を回った。特に大学の図書館は他の学生も利用する為か欲しいと思う本は既に貸出中だったりする。
ならば地域の図書館を利用するほか無いね、と言うわけで向かった近くの図書館。
色々検索して歩き回っていると『まんが葛飾の歴史』なる背表紙を見つける。これは面白そうだ、と中身も見ずに手に取り借りてきた。
本を開くと出版当時の区長、出口晴三さんのあいさつが出てくる。
このマンガに登場する人物は至って少ない。たった3人。
左で立っている男性は宗方一鶴(むなかた いっかく)さん。
右上の女の子が森田みどりちゃん、右下の男の子が川村大地くん。どちらも
物語は平成4年の7月、放課後から始まる。
ちなみに平成4年といえば僕はまだ生まれてすらいない。
学校が終わって一目散に駆け出す大地くん。
調べてみたところ、1992年の7月1日は水曜日。つまり一週間の中でも早めに帰れる日なのだ。その事を知った大学生の僕ですら喜ぶのだから、小学生なら飛び跳ねて気絶するレベルだろう。
と、ここで早速シュールなシーンが登場する。
下駄箱で困りつつも笑顔で『わーい、おそくなっちゃった。』と独り言をこぼす大地くん。
わーい???
おそくなったというのに喜んでいるのである。
んで、帰ろうとしている大地くんを引き止める、みどりちゃん。
約束忘れている上にキレる男の人って…
『だんめ~っ!!』ガチおこみどりちゃん。
そんでタメ口の大地くん。
ケーキが1,030円。
1989年からスタートした消費税。当初は3%だったことと時代が1992年であることを考慮すると、これは1,000円+消費税の値段でしょう。(5%になったのは1997年)
と、ここで大地くんがアホ顔披露。
忘れてた上にお金も女の子から借りる男の人って…
たかが30円、されど30円。
んで僕が「はぁ!??」って思ったシーンがこちら。
大地くん『いちいちうるさいな!』
『略)おまえなんかとぜったい結婚してやんないからな!』
みどりちゃん『結婚!? ばーかみたい。忘れないでちゃんと返してよね!』
図書館の本でなければ燃やしてましたよ^^
さてさて、2人がやってきたのは葛飾区の郷土と天文の博物館。
ココでは葛飾区の土地柄や歴史を模型などを用いて学べるほか、日本初の光学式システムと独自の設備でもって最先端技術を有するプラネタリウムを楽しむことができます。区内の小学生であれば学校行事で一度は訪れたことがあるはず。
詳しい事は郷土と天文の博物館公式サイトに載っていますのでご確認ください。
葛飾区郷土と天文の博物館│プラネタリウム
んでまたもや僕が「は!?」って思ったのがこちら。
小学五年生にして2人でプラネタリウムデートって何なんですかねぇえぇええええ?
図書館から借りた本でなければブックオフで売り払ってました^^
んでぶっ込んでくる大地くん。
『ウルトラの星ってどの辺にあるんだ?』(至って真顔)
そこですかさず みどりちゃんのツッコミ。
『ちょっと、本気でおこらせる気?(耳ばさみ)』
プラネタリウム内でいちゃいちゃしないで下さ~~~~い^^
いちゃいちゃに反応したのか、プラネタリウムの流れが変わる。
2人の体が浮き始める! まさか4D仕様のプラネタリウムなのか!??!←
すると、ドシンガラガラとどこかへワープしてしまった2人。
ギョピーッ!!
からの~
『ここどこ?(冷静)』
そこに現れたのが登場人物で紹介されていた一鶴(いっかく)さん。
どうやら江戸時代に飛ばされたみたいです。プラネタリウム怖いっすね。
あ、大地くんの口が汚いのは元からでは無く、おだんごを食べているからです。
優しい一鶴さん。お家に泊めさせてくれるみたいです。
あ、大地くんの顔がおかしいのは元からではなく、お面を被っているからです。
すると気遣いできるみどりちゃんは、先ほど1,030円で購入したケーキを一鶴さんに差し上げることを提案。
しかし大地くんはあくまでもおばあちゃん用に買った事で譲りません。
みどりちゃんの攻撃! 効果はばつぐんの様だ!
ぐう正論
大地くん、何とかケーキを一鶴さんに渡すこととなりました。
しかし、江戸時代の人に洋菓子は口に合うのでしょうか…
一鶴さん『ウグッ』
ク~~~~~~ッ。
『なつかしい!』と一言…
流石の大地くんもおかしいと気付く。
嫌な間。
しかし『変なの…?』で済んじゃうあたり、大地くんである。
そこにいきなり三人を何かが襲いかかる!?
…と今回はここまででおしまいです。次回もあります。一緒に見て行きましょう。
あくまでもシュールだったという報告をしたいだけなのですが、それでも丁寧かつ分かりやすく葛飾の事が紹介されている上、あまりにも知られていない事を踏まえ3回構成で暇晒していきます!
次回『図書館で見つけた『まんが葛飾の歴史』が時折シュールっす2』はコチラ!
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