2015年8月31日月曜日

【もはや奇跡】2015年現在もUGA→(NEXT)が導入されているカラオケ店で歌ってきました!




超長文注意!






本日のこと。docomoとSoftBankへ行って支払い方法を変更しに行こうと考えまして、実際に向かったところdocomoショップで約5時間待ち、SoftBankでは1時間と少し掛かるよと言われた僕は、お腹が空いたのでマクドナルドにてご飯を食べました。



ご飯と言ってもハンバーガーとポテト(Lサイズを2つ)だけなので直ぐに食べ終えてしまいます。
やむを得ないのでゲームセンターやスーパーなどで時間を潰しその後何とかSoftBankでの受付を済ませる。





SoftBankの店内待機卓に設置されているiPadにて“今日もakiralala”の表示確認をするユーザー。待っている間、店員さんがお茶とお菓子を持ってきてくれました。


さて。SoftBankの件は終わったけどdocomoショップの待ち時間まで2時間弱あるぞ…暇だ。。




そしたらもうアレしか無いじゃん、と向かったのはカラオケ屋さんです。


1店目:まねきねこ→JOYSOUNDf1のみ空いています
2店目:歌広場→満室中。30~40分掛かりますし機種の指定は出来ません
3店目:カラオケ館→入り口の付近に見た目の怖い方々が立っていたので入れなかった
4店目:ビッグエコー→エレベーターで上がるの面倒くさいしこの前行ったら設備がうんこだった
※あえてダサくしてます

ということで地域独特の安さを前面に出している小汚いカラオケのコトを思い出し、初めて行ってみることにしました。入り口にはLIVEDAMやJOYSOUNDf1の張り紙がされているので、まぁもうどっちでも良いか。という気持ちで入り込む。




カウンターにて入れる機種を聞くと、店員さんの口から出てきた名前にノスタルジーを感じたのだ。






『UGA(ウガ)になります』



僕は、もはや興奮して「ウガって、+(プラス)ですか!?→(ネクスト)ですか!?」と聞いてしまった。
すると店員さんは困っていたので、すかさず「本体はシルバーですか!?それとも金色ですか!?」と質問攻めにする。
それでも数秒困った店員さんは自信のない声で『…シルバーです、、 大丈夫ですか?』と返答してくれた。この時点で僕は(なるほど、じゃぁUGA+(ウガプラス)だね)と自己解釈し「大丈夫です」と応えました。



よーく考えると、あの『大丈夫ですか?』は『お客様のアタマ大丈夫ですか?』という意味も含んでいるのかもしれない。オタクって怖いよね



ドリンクバー用のコップとおしぼりを受け取り部屋に向かう。UGAですよ、ウガ!




興奮のあまり、今回は撮影した写真のピンボケ率が高いこと、この場で謝ります。
見て下さいよ!!UGANAVIクイーン!!くっそ懐かしい。これの大きい版であるKINGは置いてありませんでした。今で言う第一興商のSmartDAMに似ているやつです。結構重いしエラーまみれだったのであまりよい思い出はありませんけどね(笑)




で、導入していた機種はシルバーのウガプラスでは無く、ゴールドのウガネクストでした。。





 UGAシリーズの本体デザインの上質さは2015年の今でも通用する。
流れている映像がJOYSOUNDの物となっているところに時代の流れを感じますね。あのUGAパンダさんには会えないのでしょうか。またおしりからマイクを出す映像を見たいところです。





早速歌い始める。
AquaTimezさんの『小さな掌』です。しかも生音源。





 くうううううう!!!この題名画面本当に懐かしい!ただUGAマークは廃止されて、代わりにJOYSOUND×UGAのものになっています。う~ん…





 音の調整をしている時のカラオケ画面。これはなんだか安っぽいのですが…





カラオケ本体のパネルに映し出されるUIは本当にセンスがあり高品質なものとなっている。
僕はJOYSOUNDMAXやLIVEDAMSTADIUMにも並ぶデザインの良さだと考えている。





そうそう、これこれ!DAM、JOYSOUND、UGAの3強時代、唯一ワイプ後の文字が白反転しない機種でした!それでいて歌詞が読みにくいというわけでは無いのが驚きです。





高精度採点のリザルト画面。音程とビブラート回数、ビブラートの美しさ、音感(?)と次のページで抑揚が確認できます。


小さな掌では91.364点が取れました。





次の曲!同じくAquaTimezさんで『ほんとはね』を歌っている最中に撮影。
UGAシリーズは親会社がUSENということもあってか流れる映像がきちんとドラマ仕立てになっていて面白いんですよね。ですから歌っていなくても自然とカラオケ画面を観たくなる機種でした。


ハイビジョン化されて全ての動画が観られなくなっていくのが残念という事を常々思っていたのですが、こんなところで観られて僕はとても嬉しいです。






ニコニコ動画に上がっていたことを思い出し検索したところ元動画は消されていたのですがそれを用いて歌ってみた動画を投稿している方が居たので貼っておきます。
(上記のものとは違う映像ですが、これもまた面白い映像です。)

数人の出演者とロケ地、脚本やスタッフの事を考えれば大分お金がかかっていることがわかると思います。映像はこれだけでは無いので、本当に勿体無い。JOYSOUNDMAX向けに選べる背景映像ということで選べるようにすれば良いと思います。かなり本気で。



最近ではLIVEDAMシリーズで観られる映像も役者を使っていたりしますが、UGAシリーズの物と比べて、例えばドラマ性の無い物が多く「う~ん」ってなってしまいます。


JOYSOUNDシリーズはもっとすごいですよね。本社のある愛知県の映像を垂れ流しているだけのものもありますし、挙句の果てにはJOYSOUNDMAXの発表会で“自虐”し、客の持っている映像を流させようという(もちろん画期的ではあるが経費削減策でもある)作戦に出たのだから。



おっと…これでは拙者オタクでござる。





UGANAVIクイーンの操作性はサクサクそのもの。突っかかることがありません。





さて、そんな事を言っていたら、良い点数が出てきました!


AquaTimezさんの「ほんとはね」で93.500点!キリ良い!





こちらが抑揚のページ。
UGA→では感情表現という項目になっています。
声量があればあるほどグラフゲージが上に張り付くようになっている。
これはDAMシリーズにもJOYSOUNDシリーズにも見られなかったものですが、今年、第一興商から発売されたLIVEDAM STADIUMでは「表現力」という項目が折れ線グラフで表示されるようになったので、これに近いものを感じますね。





『けいおん!!』の2クール目オープニングテーマ、「Utauyo!!MIRACLE」も生音源となっています。





ところで、UGAの良い所を今になって見つけてしまいました。(当時は気づかなかった)
それは、曲を予約した時のこと。





予約した曲名が画面に出てくるのはどの機種も一緒なのですが、UGA→は違います。
なんと歌い始めるまでの時間をも表示してくれるのです!!



この場合、2曲後の予約でしたので約8分と表示されている。
こんなの要らないといえば要らないのかもしれませんが、こういった気遣いが如何にも日本企業らしいと言えますしUGAが無くなったことを寂しく感じる瞬間でもあります。





アニメの曲を歌うときに流れるUGAシリーズ用アニメ映像にすらちゃんと脚本が存在している。お金がかかっている。
ただCGで空間を作り、それをリニアモーターカーの如くヒュンヒュンと動いていくだけの映像や色とりどりの円を順不同にフェードイン、フェードアウトさせるだけの映像を流している第一興商とエクシングはこういった点ではBMBの足元に及ばなかったと言わざるをえない。結果は…まぁアレ(UGA惨敗)だけども。





きたきたきた~~~!!!!『とらドラ!』のゲーム版エンディングテーマ「プリーズフリーズ」!
実はこの曲、当時UGAにしか配信されておらず歌えるのは稀でした。
その後JOYSOUNDも今はなきリアルタイムリクエストで見事上位に食い込み配信されまして、
DAMもLIVEDAMシリーズ限定という縛りがあるものの数年後にようやく配信されました。


そんな経緯を持っているので僕の中では『とらドラ!』という作品としてだけでなくカラオケ史の1ページとしてもこの曲には大分思い入れがあります。



しみじみ。





あ、アニメ映像に命が吹き込まれているということを証明したくて何枚か撮った写真の一部です。なんだか話が宗教(UGA教)臭くなってきたのでやめておきます。





UGAメニュー。ここから採点ゲームや予約中の曲一覧を確認することもできます。当時のライバル機、PremierDAMと同等、もしかするとそれ以上のUI。





ちょっと予約しすぎた(笑)





来たぞ~~~~!!オレンジや!!!きちんとアニメ映像になってるぞ!!
しかもコンポジット接続なのにやたら画質が良いのは恐らく気のせい!!





見て下さいよ、UGA→本体パネルに表示される画面のキレイさとシンプルさ。
本当にLIVEDAM STADIUMとJOYSOUNDMAXに並ぶよね。





そうそう。UGAシリーズ特有のモノといえばまだありましたね!
曲の始まりに前奏の待ち時間と唄い出しの歌詞が出てくるんです。


これにより「あれ~↑ 歌詞なんだったっけ~?↑」とかいう反応しにくい定型文を発させないしくみ作りもなされていたと感じます。
ところで、♪の色は曲によって違いました。これは今気付いたことです。もしかすると一曲ごとに手作業で作っているのでしょうかね…





んで歌い終えると次の曲はコレ!と表示してくれます。
これにより「次誰だっけ~?↑」という発言を慎ませる事ができますね。





でもオレンジでは92.216点でした。もうちょっと上行くかなと思ったのですがね。





さぁ、関ジャニ∞さんの『ズッコケ男道』!と思いきやまーた懐かしい映像が流れてきました!!





あっ、「間奏」の時間をわざわざ出してくれるのもUGA特有のサービスでしたが、JOYSOUNDに吸収されてからはJOYSOUNDf1とJOYSOUNDMAXでも見られるようになりましたね。





この映像、左側にいる女性が沢山のお弁当を定期的に買いに来る。というシーンから始まるのですが、明らかにおかしいと思う男性店員は、「一人で全部食べてるのか?それとも部屋に飾ってるのか?」と疑問に感じるのです。果たしてこの女性は大量のお弁当をどうしているのでしょうか!?



結末はUGAシリーズのお部屋で!!!(笑)



いやー、この作品はたまに思い出すことがあるぐらい好きなものなので成人してからも観られて嬉しい限りです。





『ラブライブ!』の曲もキャラクターソングを含め、そこそこ配信されていました。





コーラス部分もきちんと表示されています。





既にピンク色で塗りつぶされているのですが、ここはDAMシリーズで言えば灰色に、JOYSOUNDシリーズで言えば黄色にするなど区別してほしいところです。なぜなら見にくいからです。





UGAとは関係ないのですが、このお店は意外と部屋づくりが凝っている(様に見える)。
カラオケ本体とモニターの置かれているところは少し高さをこしらえていてステージの様になっている。





それと有線マイク時代の名残でしょうが、左右にマイクスタンドが取り付けられているところにもノスタルジー。





どんどん下がっていく点数。90.896点。
ところでうたウガの会員なのでログインしようとしたらID名かパスワードのどちらかを忘れてしまいログインでき無かったのが悔しいです。ログインしたところで特に利点はないんですけどね。





もうね、ぼやけててごめんなさい。この画像は何かといいますと…
今歌っている曲がそろそろ終わりそうになると自動的にUGA→本体パネルに次の曲情報が流れてくる。という仕組みです。数秒で消えてしまうため上手く撮影できませんでした。
本当にすごいですよね。こういうところにも気配りできてるんです。





通常時に予約曲一覧を開くとこんな感じ。キレイですし読みやすい。





ここにきてキチ●イ発揮
韓国ではポピュラーを超えたポピュラー曲、『독도는 우리땅(トクトヌンウリタン)』=独島は我が領土も歌ってみました!!!!!


なんとJOYSOUNDやDAMでは韓国語の歌詞とカタカナのルビしか振られていないのですが、UGAでは下部分に歌詞の日本語訳まで出てくるのです!



「誰がいくら 自分の物だと言おうとも 独島は我々の領土」という日本語訳が一般的かと思うのですが、UGAの場合「いくら何と言ってもだめよ」と意訳的なのが出てきて手が込んでやがる…と思いました。



それと韓国の歌という事で映像も韓国で撮影されたものとなっていました。




独島(トクト)とは竹島の韓国での呼び方で、この曲は題名の通り竹島を韓国のものと歌っているので日本人が歌うというのは中々面白いですよね。





しかもちゃっかり90点を超えてるし(笑)





それと竹島は日本の領土です。
外務省│竹島についてのページ





さて。政治色を出しちゃうと臭くなるので元に戻しましょう。
斉藤和義さんの『メトロに乗って』という曲を歌っていた時のこと。


背景映像に見覚えのあるところが映しだされたのです。





東京葛飾区と千葉県を結ぶ矢切の渡しに始まり、柴又の風景、帝釈天が出てきたのです!





と思いきや次は墨田区!





ここは浅草橋ですね。中央区のあたりなはずです。
一時期、セブンイレブンのコマーシャルで輸送用トラックの通る映像が使われていましたが、それはこの橋です。





浅草橋から見下ろす屋形船。赤いのもありますね。何なんでしょう。



さて、なぜこんなに東京の風景が流れるのかと言いますと、『メトロに乗って』は東京メトロのコマーシャルのために斉藤和義さんが書き下ろした曲で歌詞にもいくつか東京の地名が出てきたりするのが理由だと思います。



適材適所な映像を使ってくるUGAはやはり優秀ですしお金の掛け方が尋常じゃないっすよ。
でもね。。。映像に出てくる所って東京メトロ走ってないんだ……(小声)





突然のワンモアタイム。腹からいっぱい声だして歌ったので非常に気持ちよかったです。
というかUGA→はウガボイスという機能が搭載されていて、歌いやすい。


昔、ジャイアンがUGAのイメージキャラクターであったことをご存知ですか?
YouTubeに動画があったので紹介したいのですが、埋め込みが出来ない様に設定されているのでURLだけ貼ります



超絶オンチなジャイアンが歌うというシチュエーションで、いざ歌い始めると美声が。。
「明らかにうまくなっている…」とオーディエンスの友達たちは涙しています。


これはただ単にジャイアンがうまくなったというわけでは無くてUGA独自の技術「ウガボイス」というモノのお陰。当時僕は「ウガの音源の悪さによって僕たちの声が良く聞こえるだけでしょ(笑)」などと言ってましたが、この技術は「その瞬間から歌がうまくなる」という触れ込みの元、実際にアーティストのレコーディング現場で使われているエフェクト技術が適用されており、本当に歌いやすいのです。



第一興商は傘下にレコード会社を有しており、その力を(色んな意味で)発揮させているため、昔から歌いにくいという事はなかったものの、JOYSOUNDやUGAはその技術を持ち合わせていなかった。そこにUGAがプロ向け技術をカラオケ様に持ち込んだ、という構図です。


恐らくJOYSOUNDMAXが歌いやすくなったのもUGA陣営のお陰な気がします。たぶんね。





さてさて。。長文かつ乱文ですが、とにかく偶々入ったカラオケに絶滅したと思っていた機種に再会したことで興奮している僕の気持ちが少しでも汲み取っていただければと思います。
たまには古い機種で歌うのもありk…いや、フリータイムだと地獄だわ。(笑)





そういえば第一興商が10月にSmartDAM Lを発売しますね。あのSmartDAMが発売されたのは2012年のことですから早3年の月日が経ってしまったという…


SmartDAM Lは…ってこれはまた別の機会にしましょうか。










3 件のコメント:

たっちゃん さんのコメント...

はじめまして、UGA良いですよね。私もUGAが好きなので、まだUGAで出来る店があるのは嬉しいです。

あきら さんのコメント...

>>たっちゃんさん

はじめまして!UGAはこうやって振り返ってみると純粋にカラオケを楽しめる機種だったと感じました。
僕自身は当時頑ななDAM派だった(今は建前では何でも良い派)ため利用頻度は少なかったのですが、利用している音源の貧弱さを除けば最高のシリーズであったことは間違いないです。

今でもUGAシリーズを置いているお店は珍しいですしこれからはどんどん淘汰されていくと思うと寂しく思います。


話は変わってしまいますがブログ拝見しました!

たっちゃん さんのコメント...

ちなみにここにこの前久しぶりに行ったら、UGAは無くなって、UGAが設置されていた部屋には
今更感の強いプレミアDAMがなぜかありました。プレミアDAMを撤去してUGAが復活して欲しいとこですが、同じ系列の青物横丁にある店は、まだUGAが残っているようです。