2014年4月17日木曜日

キヤノンのプリンター用純正インク、BCI-351+350大容量マルチパックを買ってみて思ったこと。



 キヤノンのプリンター、MG7130を買ってから二ヶ月ほど経過。
当然のことながら使っていく内にインクは減っていきますので大容量マルチパックも買いました

インターネット上のレビューサイトを確認すると「以前よりインクの減りが早い」と多くの方が困っているので
それなりの覚悟はしていますが、何だか腑に落ちないところもあるので書いていきます。



MG7130を購入するまではMP800というプリンターを使っていました。
約8年間働いてくれましたが遂に故障したので増税前に買い替えたのです。
MP800では7eというインクと9の油性インクを使うことになっていました。



左側が7eと9のインクタンクで右側が351と350のインクタンク。 横幅はほとんど変わらない。



上から見下ろす。 左が351インクタンクで右が7eインクタンク。どちらもブラックのもの。



横から見てみる。左が351インクタンク、右が7eインクタンク。
若干新しい351インクタンクの方が高さがなくなった様に見える。



インク残量などをプリンター本体が確認するためのチップは新しいインクタンクでも健在。



キャップを取ってみた。上が351で下が7e。
何だか新しい351インクタンクは小さくなった様に思える。



壊れてしまったMP800の中に入れたままだった7eと9のインクタンクを取り出して比較。
351と350インクタンクにはキャップが付いている事と撮影角度の問題で大きくなった様に見えるが
実際は小さくなったように見える。
でもスポンジ部分を削ったと仮定すれば、インク量はほとんど変わらないのかな?


こんな感じで約10年前のインクタンクと比べても時代の流れということもあるし参考にならないと
思うので、昔のインクタンクとの比較はここでやめておきます。
あともう一つ思ったことがあるので言わせて下さい。



グレー、マゼンタ、シアン…とプリンターに付いてきたインクがなくなっていくので交換していきます。
そんな時ふと思ったのが、大容量インクタンクと付属してきたインクタンクの大きさが一緒と言うこと。



上が付属のインクタンクで下のフィルム付きインクタンクが大容量の物。



ペリペリ…



 キャップを外してみました。どちらが大容量版のインクタンクか分かりますか?



 横から見てみる。 全くもって一緒。 
この写真だと分かりにくいですがレーベル面にXLと書かれている物(写真手前)が大容量版。



 縦横奥行き、瓜二つのインクタンク。 容器全体がブラックなのも不信感に繋がる。
7eと9のインクタンクは透明だったので、インクがどれ位入っているのか一目でわかった。

ネットでも散々言われていますが、キヤノンには、こういう事をしてほしくないなぁ。
一色大体1,000円もするインクタンクなのでかなり割高に感じます。
大容量版と普通版のインクタンクが同じ大きさなのもかなり謎。

無線で印刷できるしデザインもかなり“いいねーーー”ですがインクの件だけで大分評判を落としていると思う。
コンビニ印刷が便利で安いと聞くし、こんなことやってたら自宅用プリンターを買う人はいなくなるんじゃないかな?

…あ! 僕みたいにプリンターが欲しい人は一定以上居るだろうからそんな事ないか(笑)


勘違いされない様付け加えますが…
プリンター本体の質は本当に良いんです。そこに関して不満はありません。
起動も早いし、タッチパネルの反応も悪くない。デザインだって流石キヤノン!と思う。
でもインクタンクの一件だけで他すべての利点が消え去っちゃうんです。もったいない。


という事で、
プリンターのインクは高くてコストパフォーマンス悪い上にやっていることがズルい。というお話でした。
キヤノンさん、インクタンクを今の半額以下にするなどの改善をお願いします。切実に。




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